Baysilone OF TP 3309 は、エトキシ基を含む有効成分100% 活性な分岐アミノ官能性ポリオルガノシロキサンです。無溶媒で、アンモニアに似た臭いを有します。繊維産業において取り扱い性と弾性回復性を向上させたい場合のエマルジョンのベース溶液や、皮革の撥水性向上用の処理、洗浄剤耐性を有する艶出し剤の製造、コーティング面用のウォッシュアンドワックスシャンプー成分としての利用に最適です。現在の繊維産業では基本的に水溶液系以外の手法は採用されていないため、水に不溶なBaysilone OF TP 3309 は、最初に乳化しておく必要があります。乳化後の溶液は、必要に応じて他の繊維仕上げ剤に添加することができ、用途に応じて希釈することも可能です。塗布はスプレー、もしくはエマルジョンまたは有機溶剤に溶かした状態でディップ塗りでも可能です。塗布時の濃度については、事前試験による確認が必要です。